Google Analytics における「フィルタ」
Google Analytics には「フィルタ」という機能があり、取得データを柔軟に加工できます。
この「フィルタ」ですが、設定する場所は「ビュー」内ではなく、「アカウント」内で行ったほうがいいです。
理由
上記の理由は、『「ビュー」内で「フィルタ」を設定してその「ビュー」を「複製」した際、その「複製されたフィルタ」を再編集してしまうと複製元のフィルタも書き換わってしまうから』です*1。
異なるビューを複製し、ちょっとだけ「フィルタ」の内容を変えたい場合、複製した「ビュー」のフィルタを「編集し直す」ということはしてはダメです。
どうするか
最初から「アカウント」内の設定で「フィルタ」を定義すればよいです。
「フィルタ」は「アカウント」単位で共通で使用されます。「アカウント」内の設定で、どの「フィルタ」をどの「ビュー」に割り当てるのかを定義します。したがって、「アカウント」内の設定で「フィルタ」を定義すれば十分です*2。
これに気付かないと、ビューごとに別々の「フィルタ」を定義したつもりになっていたのだが、実は同じ内容の「フィルタ」がすべてのビューに定義されてしまっているという事態になります。気をつけましょう。