本エントリにようこそ。とりあえずは、
さて、今月頭にPLAYSTATION(R) Networkで募集していた「PlayStation(R) Home」のベータテストの抽選ですが…
思ったよりもPS3って普及率が高いのね*1。そしてネットワーク接続率も高いと。まあゲームでまともに面白いものが…いやなんでもないです。やはり今の段階でPS3を買うようなユーザには、ヘビーユーザが多いということでしょうか。
ただ、現時点では他の大半の市販ゲームよりも、「まいにちいっしょ」の方が無料でかつよっぽど面白いし、自分のマシンも「まいにちいっしょ」専用機と化しているのが実情です。トロとクロがかわいくていいよ!特に毒舌オタのクロが最高!
メディアプレイヤーとしてのPS3
いや、まだPS3の役割があった。メディアプレイヤーです。これがまた非常に優秀なメディアプレイヤーで、DLNA対応なのでPCに「TVersity」というソフトをぶちこんでおくだけで、PC内の映像コンテンツを自在に見ることが出来ます。Friioを使って地デジやBSデジなどを録画して、そのTSファイルを見たりしちゃっていて、そりゃウハウハですよ。あとは先日発売した、「コードギアス R2」のBlu-ray版を見たりしています。
DVD-VRにも対応しているし、当然ながらCPRM付のDVD-VRにも対応。XMB(クロスメディアバー)の動作もサクサクで、メディアプレイヤーとしてははっきり言って、この価格帯では機能は最高ではないでしょうか。出力関係も充実しています。SACDにも初代PS3では対応しています。
「Home」
ここで話題を「Home」に戻します。「Home」は「まいいつ」に続くコンテンツ*2と思っているだけに、はやく実際にその世界を体験したいものです。「まいいつ」は、とくに見ることややることが無くても起動状態にしておくだけでトロの愉快な行動を見られました。それだけで十分に楽しく、癒されるものです。もちろん、「トロ・ステーション」や「庭いじり」、「仕立屋さん」などのコンテンツがさらに楽しいものですが。
SCEは「Home」はSNSと位置づけて、将来的にはPSPや携帯との接続も検討していると明かしています。そういうことから、これはPS3のユーザにとってまさしくPS3を起動したときの「Home」の位置づけになる可能性があります。そうなると、いろいろな期待もふくらむというものです。
SNSとしての「Home」
SNSならではのコミュニケーションの形については、すでにmixiなどでその実態が証明されています。良くも悪くも、SNSではSNSという空間でしかできないコミュニケーション、過ごし方ができるものです。ただ、一つ懸念することは、SNSは*3リアル友人とのコミュニケーションに用いられることが多いと思うのですが、「Home」では基本的に見知らぬ人同士のコミュニケーションが前提となっていることです*4。
自分としては、リアル友人前提のコミュニケーションの方が健全であると考えています。もちろん、知らない人と出会えることは魅力ですが、それはリアル友人の友人、という形でつながっていく方が自然な気がします。それが、SNSならではの特徴だと思います*5。「Home」ではどのようなコミュニケーション形体になっていくのでしょうか。
まとめ
SNSについてはこのくらいにして、とにかくこの「Home」、その内容によってはPS3ユーザにとって至高のサービスを提供してくれるのではないでしょうか。それがPS3全体のサービス*6の向上、底上げにつながってくれるのでしたら、これほど嬉しいことはありません。もっとも、SCE側もそれを(それも)狙っているのでしょうけれども。
「Home」のベータ枠は順次拡大されるそうなので、もし自分も当選した暁には、守秘義務に反しない範囲でレポートをしようと思っています。この「Home」、実はPS3の普及のための大きな鍵になるように感じます。今後のPS3では「Home」から何かをするのが当たり前になっていき、そしてそこにSNSとしての「Home」の様々な機能*7が相まみえるというような状況を考えれば、可能性の高さをうかがい知ることが出来ます。第二の「セカンドライフ」とはなりませんように。
「Home」、そしてPS3、今後に注目です。