GAS で Webページ を作るときの制約

前提

Google Apps Script に HTML ファイルをアップロードし、デプロイして Webページ を作るという前提です。以下の記事がまさにそれです。

engineer.retty.me

制約

想像がつくように、いくらか制約があります。列挙します

  • 上記記事に沿えばモダンな開発環境での開発が可能
  • 真の SPA になるため、それから逸脱するようなページ(サイト)は作れない
  • URL は一つであるため、ルーティングが適切になされていたとしてもパーマネントリンクは不可能
  • マウント時のルーティングは / ではない
  • doGet の中にアクセス制限ロジックを埋め込むことでアクセス制限は可能
    • ただし、その場合はアプリ実行者がアクセスしてきたユーザになる
    • したがって、アプリは全世界公開になる
    • 第三者がアクセスしてきた場合、ドメインや作成ユーザのメールアドレスはバレる
    • title タグの内容もバレる
  • doGet の内容を更新した場合にはデプロイし直す必要があり、つまり URL が変わる
    • これ以外にも URL が変わる可能性はあると思っていた方がいい

感想

  • 上記のような制約があるも、サクッとデプロイでき、Workspace ユーザ内に権限を絞って閲覧させられる Webページ を作れるのは大きいです
  • Clasp のテンプレートを用意しておけばページ自体はどんどん作れます
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