Ralpha(RalphaPlus)
Ralpha(RalphsPlus)は大変便利な画像変換ソフトウェアです。同種のソフトは多くありますが、私はこれ一本に絞れました。必要な機能は全て揃っていました。
設定を柔軟に変更すると便利
Ralphaには様々な変換機能が存在します。画像のサイズを変更したり、画像のフォーマットを変更したり、トリミングしたり、回転したり、さらにはファイル名のリネームもしたり……(画像参照)。
これらの機能の適用は、変換を施したい際にポチポチその場で設定して構いません。しかし、繰り返し使うことが予想される機能の場合はその設定を保存しておくと便利です。利用の際にはその設定を呼び出すだけで済みます。利用が終わればデフォルトの設定に戻します。
設定の変更方法
設定を個別に保存しておくためには .ini ファイルを設定別に作る必要があります。具体的な手順は以下のとおりです。
1. ini フォルダを開く
まずは ini ファイルが入っているフォルダを開きましょう。ソフトウェア直下に ini フォルダがあればそれですし、場合によっては(Plusだと?)ソフトウェアがある場所に data というフォルダがあって、その配下にさらに ユーザ名 のフォルダがあり、その下にようやく ini フォルダがあります。
2. 既存の ini ファイルをコピーする
デフォルトの ini ファイルがありますので、それをコピーして適当にリネームしましょう。リネームは後からいくらでもできます。
3. Ralpha を利用する際に ini ファイルを切り替える
Ralpha を使うごとに Ralpha は設定ごとの ini ファイルを読みに行きます。デフォルトではRalpha.ini
やRalphaPlus.ini
を見に行くようです。
独自に設定した内容に切り替えるために、メニューの「ファイル」から「設定の読み込み」を選びます。そして、「2.」で作った設定ファイルを読み込みましょう。タイトルバーに現在読み込んでいる設定ファイル(ini ファイル)の名前が表示されます。
あとはこの設定ファイルに適した設定を自由に行い、カスタマイズしましょう。ほぼ全ての設定内容が当該設定ファイルに保存されますので、よく使う状況に応じた設定ファイルを作っておけば使い回しができて大変便利です。
ただ一点だけ注意です。設定を終えたあとは、「ファイル」メニューから「設定の保存」を必ず行いましょう。これをしないと練り込んだ設定がパーになってしまいます。
4. 設定ファイルはいくらでも作ることが可能
「2.」~「3.」を繰り返して ini ファイルをたくさん作れば、定型化された変換作業の設定をいくつでも保存し、利用することができます。ますます Ralpha の便利さから離れられそうにありません。