VSNotes
Visual Studio Code の拡張機能に VSNotes というものがあります。
VSCode 上でメモをとることができる拡張機能です。以下のような特徴があります。
- 実体は指定したディレクトリ配下の実ファイル
- 階層構造で管理ができる
- タグを指定することができる
- メモファイルの冒頭にタグを記述した YAML が埋め込まれます
- タグでメモの区分ができる
- Git でバージョン管理(というか保存というか)ができる
使い方
1. インストールと最低限の設定
使い方は簡単です。まず拡張機能をインストールします。その後、拡張機能の設定画面に行きます*1。
VSnotes: Default Note Path
だけは設定が必須です。メモファイルが保存される場所を指定します。例えば ~/watashi_no_vsnotes
のような感じです。
他の設定項目は好きなように設定してみて下さい。
2. メモを取る
実際にメモを取るには「コマンドパレット」を出して VSNotes: Create a New Note
を選択すればよいです。デフォルトのファイル名などは「1.」の設定に従います。
ファイルを作成すると最上部に YAML 形式でタグを入力する場所が作られていますので、タグを入れたい場合は設定します。
あとはファイルを保存すればメモが保存されます。
3. Gitで管理する
メモファイルを Git で管理することができます。メモファイルのディレクトリ(「1.」の VSnotes: Default Note Path
)が Git 管理配下にあることが必要です。
ディレクトリが Git 管理配下にあれば「コマンドパレット」から VSnotes: Commit and Push
を選ぶことでコミットとプッシュができます。ローカルリポジトリだけ用いる*2ということはできないようです*3。
結論
なかなか便利な拡張機能だと思います。同種の拡張機能と違い、タグや Git の機能があるのが特徴的だと思いました。