GitHub Actions の Renovate の Action をプライベートリポジトリで使う

前提

用いる Action は以下です。

github.com

結論

YAML は次のようになります。

(前略)
    steps:
      (中略)
      - name: Renovate を実行する
        uses: renovatebot/github-action@v34.145.1
        with:
          configurationFile: renovate.json # 標準の設定ファイル名に合わせるといろいろと考えることが減るのでそうしています
          token: ${{ secrets.YOUR_PERSONAL_ACCESS_TOKEN }}
(後略)

renovate.json は次のようになります。

ポイントは repositories というプロパティで、ここが明示的に指定されていないと実行されません*1

WARNING メッセージ中に「autodiscovertrue にしてないんじゃない?」という記載が出るのですが、これを true にしてしまうと、権限がある全てのリポジトリを見に行ってしまうという大変なことになります。

gyazo.com

なので、repositories を用いて対象リポジトリを指定します。

細かい設定内容は人によってまちまちなので、自分(たち)に合った設定を書きます。

{
  "repositories": ["YOUR_ORGANIZATION_NAME/YOUR_REPOSITORY_NAME"],
  "$schema": "https://docs.renovatebot.com/renovate-schema.json",
  "extends": ["config:base", ":timezone(Asia/Tokyo)"],
  "labels": ["dependencies", "renovate"],
  "dependencyDashboard": true,
  "pin": {
    "automerge": false
  },
  "packageRules": [
    {
      "matchPackagePatterns": ["^.*"],
      "automerge": false
    }
  ]
}

*1:エラーにはならない

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