Raspberry Pi で CLI でサクッとサーバを立てて SSH するまで持っていく

結論

1. OS のイメージを落とす

Raspbian の Stretch Lite の方を落とします。

2. OS のイメージを MicroSD に書き込む

公式ドキュメントで説明されているとおり、Etcher というイメージ書き込みソフトを用います。

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3. HDMI でモニタにつなぎ キーボード を接続して起動する

最初だけは画面を見て入力する場面があるので、HDMI でモニタにつないで、キーボードもつないでおきます。つなげたら起動(電源供給)します。いつものテキストがダーっと流れてログインプロンプトにたどり着いたら起動は成功です*1

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4. 初期アカウントでログインする

初期アカウントは以下のとおりです。

user: pi
password: raspberry

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5. SSH を常時起動させる

とにかく SSH できれば何とでもなるので SSH できるようにします。すでに SSH のサービスはインストールはされていますが起動していません。そして再起動時にサービスが自動で起動するようになっていません。

なので以下のコマンドで OS 起動時に自動で SSH のサービスが起動するようにしましょう。

$ sudo systemctl enable ssh

6. HDMIケーブル と キーボード を取り外し LANケーブル をつないで再起動する

あとは再起動すればいいです。LANケーブル にさえつないであれば Raspberry Pi の本体は奥にしまっちゃって問題ありません*2

7. 別端末から SSH する

他のマシンから Raspberry Pi に SSH で接続します。この際に Rasbperry Pi の IPアドレス が分からないといけませんので、ルータの設定画面を見るなどして適切に入力してください。前項において再起動する前に MACアドレス を控えておいて、ルータ側で IPアドレス を固定するのもいいでしょう。

$ ssh pi@10.10.10.101
The authenticity of host '10.10.10.101 (10.10.10.101)' can't be established.
ECDSA key fingerprint is SHA256:AOEKi6NuQJtg60q5IN7v465yjPNiXRX1Q7h+KotHcC4.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
Warning: Permanently added '10.10.10.101' (ECDSA) to the list of known hosts.
pi@10.10.10.101's password:
Linux raspberrypi 4.14.71-v7+ #1145 SMP Fri Sep 21 15:38:35 BST 2018 armv7l

The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
Last login: Sat Oct 13 11:10:15 2018

SSH is enabled and the default password for the 'pi' user has not been changed.
This is a security risk - please login as the 'pi' user and type 'passwd' to set a new password.

pi@raspberrypi:~ $

8. あとはプロビジョニングとか

SSH で入れればあとは外側からどうにでもなるので、プロビジョニング等をしましょう*3

*1:テキストが流れずにフリーズしている場合はもう一度イメージを書き込み直してみてください

*2:Wi-Fi を使う場合は別途設定してください

*3:vim と git はまず入れることになるでしょうか

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