DBeaver
https://dbeaver.io/です。GUI でデータベースを操作するクライアントです。
Windows で使う場合にちょっとハマりました。なお、以下の内容は Windows 7 で起きたことで、Windows 10 では大丈夫でした。それも含めておま環の可能性もありますが、記しておきます。
1. Installer版を使ってログインユーザ向けにインストールする場合
Installer版でインストールする場合、インストールの途中でグローバルにインストールするか*1、今のログインユーザだけにインストールするかを選べます。
ここで後者を選んだ場合、確かにインストールはできて動作もするのですが、設定内容(の一部?)がグローバルな部分に書き込まれようとして*2、設定が反映されないことがありました。
この場合、インストーラ版でログインユーザ向けにインストールをしたあとにzip版で上書きをしてやるといいです。zip版はiniファイルで設定を管理するので正しく反映されます。
それなら最初からzip版を入れればいいのですが、JREが入っていない場合はInstaller版を用いるので、このような過程になります。
2. タイムゾーンが UTC にならないで JST になる
UTC で入れたデータのタイムゾーンがなぜか JST で表示されることがありました*3。データベースをCLIから触って覗いたら UTC のデータが入っていることは確認済みです。つまり、DBeaver が気を利かせて UTC を JST に(見た目だけ)変えてくれたということでしょう。
これについては以下に修正方法が書いてありました。ショートカットにオプションを与えて起動するという方法です。
ただ、前述のように、これは Windows 10 では起こらなかったことです*4。
補足
その他にも、すでに更新されているレコードが過去のデータのまま表示されるという現象も起きており*5、さすがにこれは致命的なので(その環境では)使用を中止しています。CLIやA5では正しく表示されています。
結論
万人の環境で起こることとは思えませんが、もし同じ状況になってしまった際に参考になれば幸いです。