Butterfly
これです。
何ができるか
Webブラウザ で ターミナル の操作ができます。公式ページ をぜひご覧ください。
こんな感じになります(公式サイトの画像より)。
インストール
インストールは pip
で入れるだけです。簡単です。
$ pip install butterfly
起動
起動は butterfly
コマンドで一発です。簡単です。ポートは起動する度に変わるので表示されたポートに接続して下さい。
$ butterfly [W 180308 19:34:05 butterfly.server:378] Butterfly is ready, open your browser to: http://localhost:40979/
サーバとして起動する
buttefly
コマンドでの起動は簡易的なものなので、ちゃんとサーバとして起動させたい場合は butterfly.server.py
を用います。リポジトリから git clone
して持ってきましょう。
$ git clone https://github.com/paradoxxxzero/butterfly.git $ cd butterfly $ ./butterfly.server.py
これで 57575 のポートで起動されたことと思います。
サーバとして起動する(オプション設定)
セキュリティの関係上、butterfly.server.py
をただ起動するだけですといろいろ制約があります。「HTTPSでないとだめ」「localhost
からでないとアクセスできない」などです。
これらを実行時のオプションで解決します。
localhost
以外からでもアクセスできるようにする--host=0.0.0.0
のように指定しましょう
- ポート番号を任意のものに変更する
--port=12345
のように指定しましょう
- HTTPで接続できるようにする
--unsecure
オプションを指定しましょう
- 任意のユーザでログインできるようにする
--login
オプションを指定しましょう
- PAM認証を用いる
--pam_profile=sshd
のように指定しましょう
ここらへんを起動時オプションに指定すれば、様々な要件は満たせるでしょう*1。
他にもいくつかオプションがあるので、./butterfly.server.py --help
で確認してみましょう。
バックグランドで起動する
バックグラウンドで起動するためには nohup
で &
すればいいでしょう。
$ nohup ./butterfly.server.py >> /tmp/buttefly_log.log &
問題点
日本語を直接入力することはできません。別のところでコピーした日本語を貼り付ければ、擬似的に日本語を入力することはできます*2ので、緊急時には有効かもしれないです。