約束の地

キャロ組

「わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス」を読みました

「わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス」

こちらの本です。

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発行元は C&R研究所 になります。本書の公式ページは以下になります。

http://www.c-r.com/book/detail/1217

箇条書きでダーーーっと感想

思いついたままに書きます。

  • 構成が良い
    • GA を使う目的や理由をまず最初にもってきている
      • 技術的な話になると「使い方は分かったけどなぜこれが嬉しいの?」という疑問がしょちゅう出てくるから
      • 様々な立場の人が利用する(べき)ことを想定している
    • 何がしたいのか、がきっかけになってそれぞれの機能の説明に至っている
      • 湊川さんによればそのような構成に意識的にしているということです
      • 機能から説明するとやはり「これができて何が嬉しいの?」が発生してしまうため
    • アクセス解析の目的が「楽して成果を上げる」と明確になっている
  • 説明の凝縮度が高い
    • 他の書籍と比べると、少ないページを読むだけで色々なことがわかる
      • CVRの数値の基準がさらっと示されている
      • not setnot provided(direct)/(none) が意味するところを端的に説明している
        • (direct)/(none) になる条件もさらっと網羅している
    • 厳密さを犠牲にしてでも情報を削ぎ落とした結果だと思います
  • 技術論に偏っていない
    • ネット広告で使われる用語を説明している
    • 部署間の連携が必要であることが書いてある
  • ハンズオンへの流れがよい
    • 「構成が良い」と重複しますが、CHAPTER 02 で実際に GA を設置するところに来るまでに読者は「早く設置したい」という「ワクワク感」を持ちながらハンズオンへ導かれると感じました
  • 用語の説明に抜けがない
    • GA の最難関の一つが「用語」の意味を理解することです
    • 直訳なのも影響していて、一読しても意味が分からなかったり、同じような用語との違いが分からなかったり、文字通り自然に解釈したら誤った定義だったりというのがよくあります
    • そこらへんの最低限に押さえておくべき語が網羅されて説明してあります
  • 「集計」から「分析」へ
    • データを眺めて数値をまとめることは「集計」です
    • そこから「分析」のレベルに進めている記述が頻繁に出てきます
      • 常に「どうやって改善するのか」の視点を忘れていないです
      • 相関関係と因果関係の違いなども暗に触れられています
  • 周辺ツールや手法の説明
    • GA を(楽に)サポートするツールや手法の説明も網羅されています
      • タグマネージャ
      • サーチコンソール
      • AdWords
      • Campaign URL Builder
      • OGP
  • そして Chapter 6 で総まとめ
    • 最後の章でもやはり「どうやって改善するのか」が述べられています
    • 併せて自動化の手法についても触れられています

感想まとめ

「わかばちゃん」シリーズはどれもこれまでの同種の書籍よりも分かりやすく、だからといって内容が薄いわけでもありませんでした*1。今回の本でもそれは揺るがないです。

Google アナリティクス に関わる人全員が読むべき本であると思いました。

Amazon

わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス〈アクセス解析・Webマーケティング入門〉

わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス〈アクセス解析・Webマーケティング入門〉

*1:特に Git の入門にはわかばちゃん一択だと思います

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