Kindle Unlimited
いわゆる月額定額の本の読み放題である Kindle Unlimited が日本でサービスインしました。1ヶ月は無料期間ということで、十分に体験できる時間が用意されています。
Amazon.co.jp: Kindle Unlimited:読み放題ストア: Kindleストア
現時点では 140,106件
Kindle Unlimited の対象書籍(一覧)は以下のとおりです。
Amazon.co.jp: Kindle Unlimited:読み放題ストア: Kindleストア
一覧では 0円 ではない価格が表示されていますが、それは買い切りの価格です。個別の商品ページに行くと、購入ボタンのところに「読み放題で読む」というボタンがあり、それを押下することで無料でダウンロードされます。買い切りの方のボタンを誤って押さないように注意する必要があります。
すべての端末(ソフトウェア)に対応
Amazon謹製の物理Kindle端末はもちろんですが、Android や iOS のアプリケーションソフトでももちろん読むことができます。Windows アプリケーション や Webアプリケーション でも読めます。
一部特定の環境で読めないものもありますが、それは買い切り版と同等と思われます。
月額読み放題サービスの目玉となるか
すでに国内では多くの月額読み放題のサービスが存在します。どのサービスを選ぶかの基準はやはり読める本の多さにあると思います*1。
この Kindle Unlimited が他のサービスとの競争でどのような立ち位置になり発展していくか楽しみです。現時点の私の感触では非常に良好と考えており、おそらくこのまま1ヶ月後の無料期間終了後には普通に契約をしていると思います。
限られた時間でどのコンテンツを消化するか
月額の映像コンテンツや音楽コンテンツ、ゲームコンテンツでは、配信しているコンテンツの内容と価格と、コンテンツ消化に使える場所や時間とをあわせて考えた場合に、ちょっとコストに見合うものがなかったというのが私の場合の現実です。Hulu や Netflix では ゲームセンターCX は配信していませんし、Apple Music で日本のゲームミュージックも配信していません。見たり聞いたりする場所や時間も限られます*2。PlayStation Now も同様に加入していません。
しかし、この Kindle Unlimited のような電子書籍のコンテンツなら比較的柔軟にコンテンツを消化でき、また月額費用も高くないため、私としては割に合うと感じています。ここらへんはその人がコンテンツ消化に費やせる時間の割り振りだとは思います。私には書籍は合っていました。
今後のサービスの展開が楽しみです。
(追記)注意点
あまりにラインナップが豪華すぎてガシガシ追加しちゃいそうになりますが、Unlimited からの追加数が10を超えて新たにダウンロードを仕掛けようとすると以下の様なメッセージが出ます。
Kindle Unlimited 本は10冊まで同時に利用できますが、現在10冊に達しています。他の Kindle Unlimited 本を利用するには、現在利用中のいずれかの本の利用を終了する必要があります。
どの本が Kindle Unlimited を利用して読んでいるものかを把握して、不要なものは順次消していく必要があるようです。まあある程度制限があった方が読書順の管理にも役立つし、端末の容量も食わないのでいいのかなと思っています。10冊という数も適切だと考えますし。