ConoHa の VPS はサーバを「停止」していても課金される

ConoHa

ConoHaとは、「GMOインターネット」が提供するVPSサービスです。

ConoHaの料金

ConoHaの利用料金は以下のページにまとまっています。

今回私は「日本(東京)」の「1GB」のプランを選択しました。このプランの料金は「900円/月(1.3円/時)」となっています。

「1.3円/時」

私はConoHaの利用を平日の日中に限定する目的で契約しました。そう、「1.3円/時」という時間割りの課金形態を活かして、毎日10時間ほど稼働させようとしたのです。これなら月額400円程度で済むと計算してのことでした。

契約直後にはすぐにサーバを停止して、後からゆっくり設定しようととりあえず放置していました。

しかし、上記のもくろみは誤った認識に基づくものでした*1

サーバを用いていない時間帯はシャットダウンさせて寝かせておき、使用するときに起動させる、という運用を行うつもりでした。そうすれば起動時間分だけしか料金がかからないと思っていました。

ところがある日、以下のような課金額のメールが来た際に勘違いに気づきました。

チャージ料金が減っています(=使用料金が加算されています)。サーバを停止しているのに、です。

慌てて課金の規約を確認しました。すると以下のような記述がありました。

停止時の料金はありますか?
VPSを停止いただいた場合でも料金が変動することはございません。VPSの稼動、停止の状態にかかわらず、ご契約数で料金が発生いたします。

https://www.conoha.jp/faq/price-payment/

望み通りの課金形態を実現するにはサーバの作り直しを繰り返すことが必要

このままですと「後からゆっくり設定をしよう」と思って「サーバを『停止状態で』放置していると」、まったく触らないまま月額料金が課金されることになります。急いでサーバそのものを削除し、今は課金が発生しないようになっています。

私が望むような課金形態にするためには、「サーバが必要なときはサーバの作成から行い」「サーバが不必要になったときはサーバごと削除する」というようにしなければならない、ということです。幸い ConoHa の API は整備されていますし、今ならプロビジョニングツールも充実していますので、このような運用を行うことはそこまで難しいことではないでしょう*2

ただ、わずか数百円のためにそこまでするか、という根本的な問題はありますね……*3。どうするかはゆっくり検討するつもりです。

*1:というか勘違い

*2:最大の問題は(もちろん)IPアドレスが変わることです

*3:構築の練習にはなると思います

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