Samba でファイル共有
山ほど既存の記事があるとは思いますが、とにかく最低限に絞った覚え書きを。あと、特に Ubuntu 16.04 LTS に限らないです。
1. インストール
$ sudo apt-get install samba
2. 設定ファイルの編集
/etc/samba/smb.conf の末尾に以下を追加。
[name] # 共有名 path = /home/hogehoge/samba # 共有する場所 writable = yes # 書き込み可能
3. アクセスできるユーザーを追加
$ sudo pdbedit -a -u username new password: retype new password:
4. Sambaを再起動
$ sudo service smbd restart
補足
pdbedit
をワンライナーで書く方法
-t
オプションを使います。echo
の実行に際しては-e
オプションを付けて改行コードを含めましょう。
$ echo -e "password\npassword\n" | sudo pdbedit -t -a -u username
「共有名」において「[global]」と「[homes]」は予約語
2つの予約語の役割や意味はドキュメント等をご参照ください。
まとめ
細かい設定は状況に応じて別途必要ですが、絞った場合は上記でよいです。ただ、将来的に以下の記事の内容は重要になるかと思います。書き込みのパーミッションについては、sudo
でマウントしている以上、所有者が root
になるので、認証ユーザとすり合わせてのパーミッションやオーナー設定が必要になります*1。
*1:ハマりやすいところでしょう