Vagrant で Ubuntu
以前にこんな記事を書きました。ただ、思いっきり root 前提です。
一般ユーザを作る
上記の記事を参考に、一般ユーザを作ります。大したことはしません。sudo
できるユーザで作業を行い、完了したら当該一般ユーザでログインすれば反映されているでしょう。
一般ユーザを作成する
以降、作成する一般ユーザの名前をmurayama
とします。まずはユーザを作成しましょう。useraddではなくてadduserを使おう。
# adduser murayama
鍵を作る
ここは元の記事と一緒です。鍵の場所が違うだけです。鍵用のディレクトリが無いかもしれないので作ってます。パーミッションは後で変えておきましょう。なお、Vagrantfile
でconfig.vm.synced_folder
を適切に設定していないと、Windows とのファイルの受け渡しができないので注意です。
# mkdir /home/murayama/.ssh/ # ssh-keygen -t rsa -N '' -f /home/murayama/.ssh/id_rsa -> パスフレーズは空っぽ # mv /home/murayama/.ssh/id_rsa.pub /home/murayama/.ssh/authorized_keys # cp /home/murayama/.ssh/id_rsa /vagrant -> Vagrantfile がある Windwos のフォルダに id_rsa が持ってこられたのでこれを SSH ログイン時の鍵としましょう
鍵でログインできることを確認
上述の鍵でログインできることを確認しましょう。
sudo できるようにする
まだこの状態だと sudo できません。murayama is not in the sudoers file. This incident will be reported.
みたいに怒られます。
よくある/etc/sudoers
を変更する必要はないです。なぜなら以下の部分がコメントアウト無しですでに/etc/sudoers
に記述されているからですね。
# Members of the admin group may gain root privileges %admin ALL=(ALL) ALL
したがって、murayama
をadmin
グループに入れてあげればいいだけです*1。
# usermod -aG admin murayama
※ admin グループでなく sudo グループでもいいです
これでオッケー
以上の手順で、Vagrant の Ubuntu 16.04 LTS に一般ユーザの構築が終わったはずです。適当に Itamae っとくのがいいでしょう。
参考ページ
*1:/etc/sudoers の中身を見るに、他のグループではなく admin グループが推奨されていると思われます