"gomi" にて「ゴミ箱」を特定のディレクトリ配下にするための設定

"gomi" とは

gomi.dev

事前準備

大前提として ~/.config/gomi/config.yaml に設定ファイルが存在している必要があります。

結論

設定ファイルに以下のように記載する。

  • core.trash.strategy の値を legacy にする
  • core.trash.gomi_dir の値を「ゴミ箱」としたいディレクトリ名にする

「ゴミ箱」の場所を指定する方法(詳細)

1. 3つの場所(種類)の指定

バージョンアップにより「ゴミ箱」の場所の指定方法が変わりました。具体的には以下の 3つ の場所(種類)から指定できます。

  • auto
  • xdg
  • legacy

デフォルトは auto です。そして auto の場合は xdg を優先して用いようとします。xdg はデスクトップ環境がある場合に選択されるため*1、macOS では auto を選ぶと xdg が選択されます。

試してませんが Ubuntu Desktop でも同様に xdg が選ばれると思います。一方で、Ubuntu の非デスクトップ環境(サーバ環境)ならば legacy が選ばれると思います。

詳しくは 公式ドキュメント をご覧ください。

2. "legacy" の場合には任意の場所を指定できる

上記で指定した場所(種類)が legacy の場合は、gomi の実行によりファイルが移動されるゴミ箱の場所を指定できます*2

設定ファイルの core.trash.gomi_dir にディレクトリ名を記述します。

公式ドキュメント

すべて公式ドキュメントに詳しく書いてあります。

github.com

*1:厳密には、デスクトップ環境ならば存在する「ゴミ箱」が存在するかどうかで判別している

*2:xdg の場合はデスクトップ環境のデフォルトの「ゴミ箱」に移動される

Powered by はてなブログ