GAS の Gmail のメソッド "GmailApp.createDraft" にて "options" の "name" プロパティが効かない

結論

原因が分からない…。

状況

以下のような GAS を実行した際に、「下書き」として作成されるメールの From に期待通りの name が付与されてくれない*1

function sampleFunction() {
  const toAddress = "recipient@example.com";
  const subject = "Subject of the email";
  const body = "This is the body of the email.";
  const options = {
    name: "Test Sender Name"
  };

  GmailApp.createDraft(toAddress, subject, body, options);  
}

公式ドキュメント

まずは公式ドキュメントということで、特に条件や問題点(廃止になった、など)は存在しないように見える。

developers.google.com

試したこと

  • Workspace アカウント と 一般アカウント(?)の両方で試したが、だめだった
  • 送信アドレスを「エイリアス」を作り、そのアドレスを指定して試してみたが、だめだった
  • Gmail の「設定」->「アカウントとインポート」->「名前」にて、「名前」の設定を変更してみたが、だめだった

gyazo.com

ワークアラウンドな回避策

  • 上記の 「Gmail の『設定』->『アカウントとインポート』->『名前』」 のところで name を指定すればいい
    • ただしこれだともちろん、すべてのメールの From がその「名前」になる
    • GAS でのユースケースであろう「動的に『名前』を変える」ということはできない

再び結論

分からない…。

*1:From: Test Sender Name hoge@gmail.com のようになってくれない

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