つまり
ソースコードを手元のマシンで編集しつつ、実行はリモートマシン*1で行う方法です。
説明の前に
普通こんなことをする人はいないと思いますし、作り込んでいくといろいろ問題が出てくること必至です。このやり方の過程から得られるものがあればよいと思います*2。
前提
- Windows に Ubuntu を入れておきます
各種設定項目
スクリーンショットとともに説明します。なお、RubyMine は設定項目がコロコロ変わるので注意して下さい*3。
SSH Terminal の Default encoding を UTF-8 に
Terminal を bash に
Ruby SDK and Gems を新規作成
New remote
を選択するConfigure Remote Ruby Interpreter にリモートの Ruby を指定する
- SSH Credentials を選んで SSH の設定をする
設定ができたら登録した Remote の Ruby を選択状態にする 設定直後だと「○」にチェックが入っていないので、クリックをしてチェックを入れる
Deployment を設定しローカルホストとリモートホストの同期を取る設定をする
本来の意味でのデプロイでないのは承知の上で、デプロイの設定をする
ローカルパス と デプロイ先パス の設定をする
- ローカルパスは Windows のローカルフォルダ
- デプロイ先パスは適当なところを*4
「Tools」→「Deployment」→「Options」とメニューをたどってリアルタイム同期設定をする
Upload changed files automatically to the default server
をAlways
にするなどして、ローカルで保存したら即座にリモートに反映されるようにする
あと「Tools」→「Deployment」→「Automatic Upload」にチェックを入れることも必要でしょう
文字化け防止
これもハマりやすいところで、Windowsだと*5ターミナルの日本語が思いっきり文字化けしますので、\Program Files\JetBrains\RubyMine 2017.3\bin\rubymine64.exe.vmoptions
の末尾に次の設定を書き加えます。書き加えたあとは RubyMine
の再起動が必要です。
-Dfile.encoding=UTF-8
以上で
殴り書きですが、これで ConoHa なんかを Ruby の実行場所にして、ローカルは Windows上でコーディング、というようなことが一応できます。
問題点
- ローカルからリモートへの同期は自動でできますが、リモート側で行った更新をローカルへもってくるのは手動(「Tool」→「Deployment」→「Download」)
- ターミナルボタンを押したら起動するのは Windows の bash
- リモートのシェルを起動するためには「Tools」→「Start SSH session」を選択肢なければいけない*6
大結論
Windows(単体)での開発はツラい*7。素直に VirtualBox + Vagrant で共有フォルダ*8がよいでしょう。
参考ページ
あとはぜひここらへんをご覧ください。