新商品発表
昨年の年末には新商品が発表されず、ついに事業から撤退かとも思わせられましたが、本日ソニーよりBDレコーダの新商品が発表されました。発売日は4/30(土)とのことです。ところで、相変わらずサンプル画像として用意されている放送局名とか番組名とかって面白いですよね。
どの機種を選択するか
ラインナップはいくつかありますが、この価格差ならばBDZ-ZT2000一択だと思いますし、私もこれを買います。価格を調べたところ、これを書いている時点ではまだ価格コムにすら登録がありませんでした*1。ヨドバシ・ドット・コムを覗いてみたところ、受注が開始されていました。\89,510の10%(\8,951)バックということなので、だいたい予想通りの価格かなと思います。この価格なら個人的には納得できる範囲です。
現在使用している機種
現在私が使用しているレコーダーは BDZ-AT970T です。個人的には名機だと思っていて、過去に2回内蔵HDDがクラッシュしましたが、その度に2万円近く払って修理してきています。それぐらい使いやすい機種です。
ただ不満点もいくつかあって、その一つが録画タイトル数の上限が999件までということです。このタイトル数は決して少なくはないのですが、実際に使っていると、HDDを使い切るより前にこの上限にひっかかってしまうのです。特に外付けHDDで2TBの容量を用いている場合はなおさらです。録画の基本レートはLSRで運用していますので、どうしてもタイトル数がネックとなっていました。
上限が10,000タイトルに
ところが今回の新機種では録画タイトル数の上限が10,000件になるとのこと。この数ならさすがにHDDのリミットの方が先に来るでしょう。私が懸念していた問題点が一つ解消されています。この点からもポイントが高いです。
録画レートEERの新設
基本的にレートはLSRで録っていて、これが容量的にも画質的にもバランスがいいのですが、たまにニュースやバラエティーなどで内容が分かればいいというものに関してはLR、ERで録ることもあります。その際に感じるのは画質の良さですね。ERにもなると破綻しまくって見るに耐えない画質かと思いきや、意外と見ることができてしまいます(TVは42インチのREGZAです)。
もちろんTV側の補正なども入っているからでしょうが、全く使えないというレートではありません。そこに今回新設されるEERレートです。内容が分かればいい(そして動きも少ない)ニュース番組や放送大学の専用レートのような気もしますが、そういう番組こそ情報の蓄積対象として、小さい容量でたくさん持っていたいものです。BD-Rにも詰め込めますし。
前項の上限10,000タイトルとも併せて期待の機能です。
XMBの廃止
ソニーの一大インターフェイスであるXMB(クロスメディアバー)が廃止されます。XMBはXMBで使いやすいのですが、弱点もあり、どの程度操作性が変更されているかは注目です。
…が、私はこの項目は正直関係ないところだと思っています。なぜかというと、次項。
ソニレコの最強の使い方はtorneとの連携(レコ×トルネ)
そうです、PS4のtorneからレコーダを操作するので、レコーダ本体は電源すら入れないのです。BD焼きのときぐらいですかね、電源を入れるのは。
torneには「レコ×トルネ」という史上最強の機能があり、これのためにソニレコにしてもきっと後悔しませんし、これのためにソニレコにすべきです。AV Watchのレビューもご覧ください。
PS4を持っているならばソニレコを買いましょう。そしてtorneを落として「レコ×トルネ」を追加しましょう。最高に幸せになれます。
やっぱりソニレコ
ソニレコでしかtorneの連携対象にならないことはソニレコを買わせるための方策だということは十二分に分かっているのですが、それでも「レコ×トルネ」は快適すぎますので喜んで術中にはまりたいと思います。幸い削減された機能は私にとっては大きな問題ではなかったこともあります。
基本機能(予約、録画、再生)といったところではこれまで BDZ-AT970T で失敗したことはほとんどありませんし、その上で上記までに挙げたような十分な差別化が存在します。値段もギリギリ許容範囲といったところだと思っています。
レコーダの一つの選択肢としてソニレコは決して悪く無い選択肢だと思います。
追記
最近の機種らしく、動画でのPRがYouTubeに上がっていました。
*1:今は登録があります。価格.com - SONY BDZ-ZT2000 価格比較