ご存じ、名プレイヤー「Media Player Classic Homecinema (MPCHC)」ですが、ある挙動について少し気になる点があります。
それは、ファイル再生時の一番最初(00分00秒)において、音声にノイズが乗ったように「ブチッ」という音が発せられるという点です。
最初はエンコードしたファイルが悪かったのかなと思いましたが、他のプレイヤーで再生したところノイズが乗りませんでしたので、MPCHCの問題だと思いました。
結論を言えば、これはMPCHCの「内蔵の音声切換えフィルタ」の使用によるものです。メニューから「表示」→「オプション」→「音声切換」とたどっていくと目的の設定画面が出てきます。
ここで「内蔵の音声切換えフィルタを使用」のチェックを外すと、当該ノイズは出なくなると思います。
ただ、この機能、音声のノーマライズとか出来て非常に便利なんですよね。自分は音声は全くいじらずにエンコードをするタイプなので、ファイル(番組)によって音声の大小が様々で、その都度音声バーをいじくらなければいけません。これが結構面倒で、それを気にせずにノーマライズしてくれるこのフィルタは実はありがたいのです。
ノイズを気にしないタイプの人ならば、このチェックは外す必要は無いと思います。デメリットよりもメリットの方が大きいと思うので。
自分は…今のところつけたりつけなかったりで確定した運用にはなってないです。一番望ましいのは、バージョンアップによってこの仕様が変更されることですね。その時を期待しております。