GitHub で HTTPS を常時用いる方法

GitHub は HTTPS を推奨

GitHub の公式ドキュメントでは、SSH ではなく HTTPS を推奨しています

Connecting over HTTPS (recommended) If you clone with HTTPS, you can cache your GitHub password in Git using a credential helper.

どうするか

常時 HTTPS を用いるためには以下の手順を踏みます。

1. トークンを取得する

Settings -> Developer settings -> Personal access tokens からトークンを発行します*1。権限は repo 全てです。

f:id:gregminster:20190616212325p:plain

2. トークンを環境変数に設定する

GITHUB_ACCESS_TOKEN という名前でトークンを環境変数に設定します。例えば以下のようにシェルの設定ファイルに書き込みます。

export GITHUB_ACCESS_TOKEN="1234567890abcdef"

3. git clone する際のプロトコルを HTTPS にし、アドレスにユーザ名を付加する

git clone する際のプロトコルは HTTPS とします。

f:id:gregminster:20190616212534p:plain

デフォルトのアドレスに自分のユーザ名を付加します。付加する場所は github.com の直前で、付加する内容は username@ です。例えば、ユーザ名が foobar の場合には、git clone するアドレスは次のとおりです。

https://foobar@github.com/HOGEHOGE/REPO.git

4. 正しく設定されているか確認する

上記の設定が .git/config に一度書き込まれれば、トークンが正しく設定されているならば今後はパスワードを求められる場面はないはずです。自身のプライベートリポジトリを対象にして HTTPS で clone して試してみるといいでしょう。

*1:Generate new token

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