Rclone でワイルドカードを用いるときは --include オプションを用いる

Rclone とは

rsync をクラウドストレージ等に対応させたコマンドです。

rclone.org

普通にワイルドカードを用いるとエラーになる

例えば、以下のようにコマンドを実行するとエラーになります。

$ rclone ls hogehoge:/home/foobar/fuga/*.txt
2020/09/24 06:30:27 ERROR : : error listing: directory not found
2020/09/24 06:30:27 Failed to ls with 2 errors: last error was: directory not found

--include オプションを用いてワイルドカードを指定する

--include オプションを用いると、ワイルドカードなどを指定して柔軟にファイル名の指定ができます。

$ rclone ls hogehoge:/home/foobar/fuga --include "*.txt"

補足

今回のことに限らず、Rclone では正式に実行する前に必ず --dry-run をつけて実行してコマンドをテストすることで不測の事態を防ぐことができます。

参考

公式掲示板

forum.rclone.org

公式ドキュメント

rclone.org

Rclone のコマンドオプション一覧

rclone.org

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