tsconfig.json はコメントも入れられるしシングルクォートも使えるが、特例なので、可能な限り設定ファイルは .js で書きたい

JSON

ある程度慣れた方ですと .json ファイルを編集するときに身構えて緊張感を持って編集することが多いのではないでしょうか*1。というのも、JSONファイル はガッチリと書式が決められているからです*2。ECMA のドキュメントに記載されています。

www.ecma-international.org

tsconfig.json

しかしながら、TypeScript の設定ファイルである tsconfig.json の書式は相当自由です。なにせ $ tsc --init して自動生成される設定ファイルにはコメント行の嵐です。シングルクォートも OK ですし、オブジェクトを並列で並べたときに最後のオブジェクトの区切りに , を付けても大丈夫です。

可能ならば、フロントエンドの設定ファイルは .json ではなく .js にする

フロントエンドには JSON形式 で設定を書くプロダクトが多くあります。Babel, ESLint, Prettier, webpack, Jest...

それらは .json でなく .js と書くことが(ほぼ)可能です。export する必要が出てきますが、記述の柔軟性を考えると .js で書くのがいいでしょう。

*1:私はけっこう緊張します

*2:もっとも、場合によって実際はある程度柔軟に解釈してくれますが

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