rbenv
を用いて Ruby
をインストールするとき、未だにやり方を調べ直してしまうので、記憶の定着も兼ねてコンパクトにまとめます。
1. rbenv
をインストールする
$ git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
2. rbenv
にパスを通す
シェルの設定ファイル(例えば .bashrc
)に以下の二行を追加します。追加した後はシェルへ入り直して、設定を反映させます。
export PATH=$HOME/.rbenv/bin:$PATH eval "$(rbenv init -)"
3. ruby-build
をインストールする
Ruby
をコンパイルするために ruby-build
が必要になりますので、インストールします。
$ git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
4. Ruby
をインストールする
好きなバージョンの Ruby
をインストールします。インストール可能なバージョンのリストを表示させるためには $ rbenv install -l を実行します。
$ rbenv install 2.5.0
このとき、インストール(コンパイル)するために不足しているライブラリがあると、エラーが出てそれらのライブラリのインストールを促されます。以下のライブラリが入っていれば大丈夫でしょう*1。
$ sudo yum install -y gcc openssl-devel readline-devel zlib-devel
5. 用いる Ruby
のバーションを指定する
$ rbenv global 2.4.3
または $ rbenv local 2.4.3
と実行して、用いる Ruby
のバージョンを指定します。global
オプションと local
オプションの違いは以下の記事をご参照ください。
補足
「2.」に関連して、.bashrc
と .bash_profile
の使い分けは以下の記事が参考になります。
*1:CentOS7