リモートでマシンを扱う
物理的(とは今や限りませんが)に離れたマシンを同時期に扱いたい場合、2台(以上)を並べて操作するというのは様々な点において面倒なものです。
となると出番となるのがリモートソフトです。
リモートデスクトップ
この場合まず筆頭に上がるのが「リモートデスクトップ(RDP)」でしょう。Windows に標準で付属していますし、xrdp
というライブラリも充実しているからです。
しかしながら、このRDPを利用するためにはいくらかの手順を踏まなければならないことも事実です。たとえば管理者権限においてリモートを許可したりする、などです。もう少し簡単にいかないものでしょうか。
そこでスタンドアロンソフト3種
そんな目的のもとでインターネットをさまよっていたところ、3種類のソフトを見つけました。
結論
結論から言えば、「TeamViewer」が私にとっては優れていました。次点で「AnyDesk」、その次に「Splashtop」になります。
理由は、柔軟な設定項目と動作の軽量さがあるからです。細かいことですが例えば、画面の比率を守ったまま拡大縮小ができてウィンドウとしてメイン画面の横に鎮座できるかどうか、とか、インストールが不要かどうか、個人的な利用の範囲内ではフリー化どうか、などなどが具体的な理由ですね。このあたりは人によって(利用形態によって)異なってくる部分もあると思うので、使い分けて判断してみるのがいいのではないでしょうか。
ただ、「TeamViewer」内では日本語入力にやや難があります(できないというわけではない)。本丸の日本語入力とかぶってしまうことがあるためです。このあたりはもうちょっと何とかしてほしいところです*1。あと、Linux版だと設定画面に豪快に「豆腐」が並びます。
それにしても、いい時代になったものですね。メインマシンが一つ目の前にあるだけで、多くのマシンをオペレーションすることができるのですから。
*1:仮想デスクトップを使うと楽