RSpec
当然ではあるんですが、RSpec
についての記事はRails
上での実行を前提とした記事が多いので、ただただ単体でRSpec
を使うだけの方法を書いてみます。
インストール
gem
ですのでそのままインストールをします。
$ gem install rspec
rspec --init
を実行する
適当なディレクトリ*1を作り、その中でrspec --init
をしましょう。
$ rspec --init create .rspec create spec/spec_helper.rb
上記のような感じで、.rspec
とspec/spec_helper.rb
が生成されたと思います。
テストコードおよびテスト対象コードを書く
TDD
とかBDD
とかは取りあえず置いといて、パスするテストを書いてみます。テストコード作成にあたり流儀がいくつかあります。
- テストコードは
spec/
配下に置く - テストコードのファイル名には
_spec.rb
という接尾語を付ける
上記の流儀のもとで、hello.rb
とそれに対するテストコードのhello_spec.rb
を以下のように書きました。
まずはhello.rb
です。
class Hello def greet "Hello, RSpec!" end end
そしてhello_spec.rb
です。配置する場所はspec/hello_spec.rb
とします。先ほど書いた、hello.rb
がある場所として、hello_spec.rb
が存在する場所の一つ上のディレクトリを指定しています。
require_relative '../hello' describe "挨拶" do it "ハロー" do hello = Hello.new expect(hello.greet).to eq("Hello, RSpec!") end end
RSpec
の実行
あとはRSpec
を実行するだけです。実行する場所はrspec
ディレクトリが見える場所です*2。
$ ls spec $ rspec . Finished in 0.00205 seconds (files took 0.08695 seconds to load) 1 example, 0 failures
無事にテストが通りました。