Google Analytics で「このレポートには高基数のディメンションが含まれており、一部のデータは「(other)」に分類されています。詳細については、こちらをご覧ください。」と表示されたとき

「このレポートには高基数のディメンションが含まれており、一部のデータは「(other)」に分類されています。詳細については、こちらをご覧ください。」

Google Analytics で「このレポートには高基数のディメンションが含まれており、一部のデータは「(other)」に分類されています。詳細については、こちらをご覧ください。」という黄色い背景の文言が出ることがあるかと思います。一瞬ドキッとして、取得したデータに不備があったり設定が誤っていたりと思ってしまうかもしれません。

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Google の公式の説明

Google による説明は以下のページにあります。

結論

表示結果に「(other)」が含まれていなければ問題ない*1。「(other)」が含まれている場合は、一部の項目について正確な値の取得ができていない

「(other)」が含まれている場合の具体例

以下の画像のように結果に「(other)」が含まれていれば、上記の「結論」でいう後者の場合になります。「(other)」が存在しなければ前者の場合*2になります。

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「正確な値の取得ができていない」とは

前述した Google 公式のヘルプ を見るとわかりますが、50,000行*3を超える結果が出力されるとなった場合に「値が小さい」データが全部「(other)」に突っ込まれます。

「値が小さい」の定義は公式ヘルプに以下のように書かれています。

上位の値の組み合わせは、関連する指標(例: セッション数、ページビュー数、トランザクション数など)でテーブルを並べ替えることで決まります。そして、量の少ないディメンション値の組み合わせは、「(other)」 項目に集約されます。

現実的にはほぼ問題はない

「(other)」に入ってしまうようなデータは、「(other)」が出るような集計の仕方をした場合にとっては無視できるレベルのデータでしょう。従って現実的には問題にならないと言えます。

気になるようでしたらビューの設定を調節すれば「(other)」の出現は防げるかもしれません。除外する URL クエリパラメータフィルタを用いて、URI を綺麗にするとよいでしょう。

*1:正確な値である

*2:正確な値である

*3:無料版の場合

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