Mackerel で退役させたマシンを再登録した(つもり)が一向に一覧に表示されないとき

結論

初めて Mackerel に登録したときに /var/lib/mackerel-agent/id に一意の id が記録されているのでそれを削除して再インストール(再起動)する。

具体例

やや過剰な部分もありますが*1、以下の過程を踏めば OK でしょう(Ubuntu の場合)。インストール部分は Ubuntu の例を公式ページ*2からそのままもってきています。

$ sudo rm /var/lib/mackerel-agent/id
$ sudo apt-get purge mackerel-agent -y
$ wget -q -O - https://mackerel.io/file/script/setup-all-apt-v2.sh | MACKEREL_APIKEY='あなたのAPIKEY' sh

*1:id というファイルを消した後に mackerel-agent を再起動するだけでも OK

*2:https://mackerel.io/orgs/YOUR_ORGANIZATION_NAME/instruction-agent

EC2 や Lightsail で rbenv install した際に BUILD FAILED になった場合はスワップ領域を疑う

※スペックの低い Raspberry Pi でも有効な方法です

結論

1. まずは現在のスワップ領域を調べます

$ grep Swap /proc/meminfo
SwapCached:            0 kB
SwapTotal:             0 kB
SwapFree:              0 kB

見事にゼロです。

2. スワップ領域を作ります

公式ページ に従います。数値は適宜変更してください*1

$ sudo dd if=/dev/zero of=/swapfile1 bs=1M count=1024
1024+0 レコード入力
1024+0 レコード出力
1073741824 bytes (1.1 GB, 1.0 GiB) copied, 16.4753 s, 65.2 MB/s
$ sudo chmod 600 /swapfile1
$ sudo mkswap /swapfile1
スワップ空間バージョン 1 を設定します。サイズ = 1024 MiB (1073737728 バイト)
ラベルはありません, UUID=e0ce694b-f829-45d7-9a79-a4b75ed28f3e
$ sudo swapon /swapfile1

3. スワップ領域が作られたかを確認する

$ grep Swap /proc/meminfo
SwapCached:            0 kB
SwapTotal:       1048572 kB
SwapFree:        1048572 kB

ちゃんと作られたようです。

4. 再起動時にもスワップ領域が作られているようにする

上記までですと、再起動時にスワップ領域が消えてしまいます。したがってこちらも 公式ページ にしたがって、再起動時にスワップ領域が作られるようにします。ワンライナーだと以下のように書けます(長いので、右にスクロールしてください)。

$ sudo sh -c 'echo "/swapfile1  none        swap    sw              0   0" >> /etc/fstab'

補足

  • rbenv install した場合だけでなく、一般的にキッツい作業をさせようとするとエラーが起きます
  • 一度作った領域を変更する場合は $ sudo swapoff を実行します*2

参考

*1:公式ページにあるように bs * count のサイズがスワップのサイズになります

*2:--all をつけるとすべての領域を無効にします

Twitter のツイートに埋め込む「カード」はキャッシュをクリアしないと更新されない

結論

ツイートに URI を添付した際に自動で展開してくれる「カード*1」についてですが、その内容を変更するには明示的にキャッシュをクリアしないといけないようです。

キャッシュをクリアするためには以下の場所で URI を入れます(ログインが必要)。

「カード」の例

カードの例としては こちらのツイート のようなものがあります(下掲の画像)。

f:id:gregminster:20190529062453p:plain

補足

いわゆる OGP についても同様に、以下のページでキャッシュをクリアします。

https://developers.facebook.com/tools/debug/og/object/

*1:という呼び名らしい

愛のある幻想水滸伝の評論記事とそこから思うこと

先日、するめ(以下)マン さんが幻想水滸伝についての記事を書かれました。

記事のタイトルが刺激的に感じるかもしれませんが、内容は重厚かつ緻密で、愛に溢れた幻水評と感じました。全体として同意しかないので、それだと本記事がこれで終わってしまいそうなのですが、一つだけ思っていることを付記します。

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