ワイルドカードDNS
IPアドレスをサブドメイン(サブサブドメイン、サブサブサブドメイン……)に与えることで、IPアドレス自身を返すというグローバルなDNSである「ワイルドカードDNS」についての話です。
例: 192.168.100.200.wild.card
は 192.168.100.200
を返す
xip.io
この仕組みで有名なのは xip.io
だと思います。実際のところ、検索をすると xip.io
だらけです。
しかしながら、この xip.io
けっこうな頻度で落ちます(返ってこない。下の画像参照)。そしてその特性上、落ちたら自前でキャッシュを削除しないと、復活した後に不具合が起こることがあります。
nip.io
そこで代替サービスとして有用なのが nip.io
です。xip.io
のフォーク*1プロダクトです。xip.io
での不安定さを解消したものになっています。事実、こちらに変更してからは私は一度も接続不可になったことはありません。……と書いたのですが、それなりに落ちます……。
nip.io - wildcard DNS for any IP Address
nip.io を知ったきっかけ
xip.io
がつながらなさすぎて、対処法を検索していたところ、Stack Overflow で偶然見つけたのが nip.io
です。代替プロダクトがあることを知った喜びはもちろんですが、Answer の回答で移行を決心しました。そしてそれは正解だったと思います。
補足
関連事項などの補足です。
*1:というと正確には違いますが