約束の地

キャロの想い出

坊ちゃんのバンダナの色から分かる「幻想水滸伝」の今

今週末の2015年08月22日(土)に、ブロッコリーから幻想水滸伝の各種グッズが発売予定です。発表当時は驚きの声が多くも喜びをもって受け入れられた当グッズ発売ですが、冷静に考えてみると、ある点から現在のコナミにおける幻水の管理体制についてうかがい知ることができます。

「ある点」とは、坊ちゃんのバンダナの色です。初期発表時は以下のようにバンダナの色が緑で一色でした。
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現在は修正されているのですが、これは誰かがクレームを入れたためであると推測します。それが内部の人なのか外部の人なのかは分かりません。しかしコナミが自発的に修正した可能性は低いと考えています。
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なぜなら、坊ちゃんのバンダナの色という、幻水を知っている人ならば間違いなく皆が知っている内容について、容易にコナミのチェックをすり抜けてしまっているからです。すなわち、現在のコナミ内では幻水がコンテンツとして重要な位置にはないことが示唆されます。

このような版権商品を他社から発売する際は、版権元はデザインなどをじっくりと吟味し、チェックします。商品が作品のイメージや世界観などといったものを壊さないか、作品の設定と一致しているか、などを厳しい視点からチェックするのです。それが版権元としての役割ですし、版権元としてのプライドでしょう。

しかし坊ちゃんのバンダナは容易にチェックを通ってしまった。これはチェックがザルであることを示していますし、チェック機能がまともに機能していないことを表しています。すなわち、コナミの中にはもはや幻水のことを分かる人がいないのです。

コナミブロッコリーから幻水グッズの版権元チェックの依頼を受け、売れればお金になるからとただただチェックを通したのだということが予想できます。そこに作品に対する理解などありません。

図らずも幻水がコナミの中では過去のコンテンツ扱いとなっていることを、坊ちゃんのバンダナが証明してしまったことになるのではないでしょうか。このような現状はとても悲しいことであると思います。

※一応補足ですが、初期段階のデザインはまだコナミの手元に渡っていない段階で、ブロッコリー側が独自で発表に至った可能性もあるにはあります。しかし一般的な商慣習では、情報を公開するという時点でチェックが入っているのが普通です。念のため、記載しておきます。

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