「さくらのVPS」で「Subsonic」を運用し、Transcodeする際の注意点

さくらのVPS」に「Subsonic」をインストールし、巨大ミュージッククラウドにしてしまう手法はもはや定番のようにも感じます。

ただ、ほぼまっさらな状態のVPSからですと、「Subsonic」の「Transcode」の機能がうまく働きませんでした。

メニューの「ヘルプ」→「ログ」とたどっていくと、次の記述が見つかります。

[12/04/15 1:21:44 JST] WARN TranscodingService Failed to transcode /Subsonic/Music/SEGA/アウトラン -1500名盤シリーズ-/06 PASSING BREEZE.mp3. Using original.

Transcodeに失敗しています。/var/subsonic/subsonic.log を見ると分かりますが、ld-linux.so.2 と libncurses.so.5 が不足しています。さっさとインストールしてしまいましょう。

# yum install ld-linux.so.2
# yum install libncurses.so.5

これでTranscodeが正常に働くはずです。

以下、メモ。

PCのFlashプレイヤー以外のプレイヤーですと、Transcodeを通さないと正しく再生されない(途中で切れる)曲があるようです(詳細未検証)。

また、この作業中、dbファイルがぶっ壊れまして、いくらアクセスしても503エラーになったんですが、dbフォルダ内を削除したら正常に動作するようになりました。もちろん設定は消えてしまいましたが…。

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