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約束の地

あの日あの時のキャロの想い出

「TRICK×LOGIC」体験版(チュートリアル)感想

PSPにて展開中のゲームソフト、「TRICK×LOGIC」の体験版(チュートリアル)をプレイしましたのでその感想を記したいと思います。プレイ時間にして約35分ですので簡単なものになってしまうと思いますが、その点はご了承下さい。

まずこのゲームの特徴として、徹底的に論理(LOGIC)にこだわっているという点が挙げられます。必要な情報は文章上に全て掲載されており、それによって推理を行うという手順です。

一番最初のプレイでは小説のように事件の内容が記述された文章をひたすら読むだけになります。次回以降読み返すときにキーワードが赤く表示され、それらのキーワードを組み合わせて「推理」をするという流れになります。

具体的に「推理」とは、関連性や疑問が持たれるキーワード群を選ぶことになります。例えば、「天気は快晴だった」、「Aは傘を持っていた」という2つのキーワードがあったときに、それらのキーワードを選択し「推理」をすると新たな情報が得られる、ということです。その得られた情報をもとにさらに推理を進めていきます。キーワードの組み合わせは5個まで可能であり、組み合わせの数は膨大なものとなりますので総当たりプレイなどは実質的に不可能です。

このゲーム、NDSの「スローンとマクヘールの謎の物語」にシステムが少し似ているところがあります。同作をプレイした方なら雰囲気がつかめるのではないかと思います。ただ、同作と本作はかなり異なりますので、両方プレイしても問題ないと思います(良作です)。

「推理」により得られる情報には不要な情報もあり、それらの情報にミスリードされないように真相を解明していく必要があります。ここらへんのバランスの良さが実に上手く、本作の難易度を適切にしている感じがします。

いわゆる「新本格」と呼ばれる作家の方たちによる物語で、どれも純粋に論理(LOGIC)のみで攻めてくるそうです(本編未プレイのため伝聞形式)。少なくとも体験版をプレイした限りでは確かにそのような理念のもとに作成されていることが分かりました。

行き詰まってしまった人のために「ヒント」が用意されています。ただし、ゲームのクリアランクが下がってしまいますが。それでも親切な設計だと思います。この種のゲームは一度真相を知ってしまうと再プレイの意欲があまり沸かなくなってしまいますので、極力ヒントには頼らないプレイもありだと思います。ともかく、ユーザーが選ぶことができるという仕様はありがたいです。

体験版、「練習問題「指さす死体」」のプレイ結果は、ランクがS、プレイ時間が約35分でした(冒頭のムービー閲覧等含む)。とても密度の濃い30分を過ごすことができました。「しおり」機能や「会話スキップ」機能などのユーザーフレンドリーな機能が備わっていることもありがたいですね。

いくつか難点もありました。まず、自分ではすでに推理が終わっているのに、ゲーム上でキーワードを組み合わせて「推理」して正しい結果の情報を引き出さないと、最終的にクリアできない点が挙げられます。これはちょっと面倒くさいと感じました。

あと、「推理」がシビアです。あまたあるキーワードの中から適切な組み合わせを選ばないと「推理」が成功しません。言い換えると、難易度がやや高いです。

以上、駆け足で紹介してきました「TRICK×LOGIC」ですが、体験版をプレイした限り、という条件付ですが、推理ものやノベルゲームが好きな方にはお勧めできると思います。ただ、難易度は標準〜やや難というところで、少し歯ごたえがあります。価格もそこそこ手頃ですし、電子書籍を購入する感覚でプレイしてみてはいかがでしょうか。まずは体験版をプレイしてみてその雰囲気をつかんでみて下さい。

簡単でしたが「TRICK×LOGIC」の感想を記してみました。参考になれば幸いです。

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