少し前の話になってしまいますが、友人の結婚式に行ってきました。記念すべき晴れの舞台、周囲の皆と一緒に写真やビデオを撮ってキャッキャウフフしていたのですが、後にその写真やビデオを実際に見たときにショックが走りました。
まともに写っている写真の方が少ない…。
原因はほぼ分かっていました。失敗した写真の多くが、いわゆる「被写体ブレ」と呼ばれるタイプの写真だったからです。いつものイベントでのように被写体がポーズを決めて静止してくれるわけではありません。細かい動きから大きい動きまで、とにかく被写体が人物である以上、常に動いています。そこをビシッと撮ることが出来ませんでした。
まずカメラです。FUJIFILMのFinePix F100fdを用いました*1。三脚はなし。撮影モードはマニュアルで、ISO最大値を400に設定しました。フラッシュは無効、測光は平均測光で、ピントは中心に合わせました。コンデジだとここらへんの設定あたりが限界です。
失敗した写真を見てみると、「暗い」あるいは「被写体ブレ」、「ピンボケ」のいずれかです。
「ピンボケ」については、デジカメのディスプレイ上では綺麗に見えたのに、実際に出来た写真を見てみるとボケていた場合がほとんどです。さらに言えば、カメラがピンボケの警告を出しているのにも関わらず強引にシャッターを切った写真にそういうものが多くて、それが失敗の原因と言えそうです。
「暗い」、「被写体ブレ」についてはこれはもうカメラの性能の限界、といったところでしょうか。もちろん三脚を使ったり、ISO値を上げることで*2回避出来た問題ではありました。しかしながら、ほぼ同条件でオートで一眼レフで撮った友人の写真がブレてないことを見ると、やはりカメラ(レンズ)の性能の問題と言えそうです。
そんなわけで冒頭のタイトルの通り、これからは静物カメラマンになることにします…。
…いや、カメラを買えばいいのか!
そう、今月末に自分の用途にとても適した機種である、PanasonicのDMC-G2という機種が出ます。これが喉から手が出るほど欲しいです。「一眼レフ」ではないですが、いわゆる「デジイチ」と呼ばれる分野のもので、自分の用途だったらこれでOKと確認をした上での物欲です。
今後はDMC-G2により写真を撮ることが中心になるのでしょうか。なお、コンデジはコンデジで長所があるので、もしデジイチを買ったとしても併用します。
最後に、今回の例である結婚式での写真の中から、比較的よく撮れたと思うものを羅列します*3。まともに撮れた写真全てについてはフォトライフにアップしてあるのでそちらをご覧下さい。