エントリを書くときに気をつけていること。

以下のリンク先の後段に絞って話を進めていきたい。

ブログを書く時に僕が3つ心掛けてること


(中略、以下、番号付け箇条書きは自分によるもの)

  1. 人を笑わせようと思わない
  2. あまり怒ったりイバったりしない
  3. 初めて来た人が読んでも分るようにする

ブログを書く時に僕が3つ心掛けてること - ノッフ!
http://d.hatena.ne.jp/kotorikotoriko/20080314/1205454259

それぞれの内容の詳細は、リンク先を一読していただけると分かりやすいと思う。

自分でもエントリを書くときに気をつけていることがいくつかあるが、それを体系的にまとめたことはない。書きながら、なんとなく意識的に「あれはだめ」、「これはいい」みたいなことを考えて文をつづっている*1

さて、そこにおいてリンク先の3つの項目は納得できるものである。

1つ目については異論もあろうが、あまり積極的に笑わせようとしてもその通りになるのは難しいのではないか。ちょうど「ニヤリ」とするぐらいの笑わせ方がいい。そういう意味での「笑わせようとしない」ということだと考えている。

2つ目の「怒ったり」「イバったり」しないというのも理解できる。これは、そういうエントリに対して読者としてはどう反応していいか分からないからだ。そういうエントリはデリケートな問題になることが多いと思われるので、コメントもしづらい。ただ、SNSの"閉じた"エントリならばこのような書き方は許される部分があると思う。

3つ目。これは最重要項目に近い。初めてそのブログに来て文章を読んだ人でも、その内容がおおよそ分かるようなエントリにするというのは、言い換えれば読者のことを考えたエントリにするということになる。読者が実際に読む場面を想定して書かれたエントリは、読みやすく、分かりやすく、理解しやすく、面白い。結果自然とコメントも付き、話が盛り上がる。そのコメント等から話が広がり、リピーターも増え、いろいろな分野に明るくなってさらにエントリの幅が広がり、ブログが成熟する。

自分も、話の流れが分かりやすくなるように接続詞を推敲したり、文章の呼応を調節したり、行間をうまく空けたり、段落を適切に分けたり、情報のソース(リンク先)を必ず示すようにしたりしている。誰かに読んでもらうことが目的であり前提である以上、それは最低限のマナーであると思うからだ。

他にもエントリを書くときに気をつけるべきことはたくさんあると思う。そこらへんに言及しているエントリや、ブログ論*2を述べているエントリを今後引用しながら、この種の「法則」みたいなものを自分の中でまとめてみたいと考えている。

*1:これが無意識にできる人は才能があると思う

*2:とまではいかないまでも、簡単な理屈

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