約束の地

あの日あの時のキャロの想い出

SNSにおける「同ジャンル」の人間関係について。

「同ジャンル」の「友達」

SNSを通じて活動をしていると、同じ趣味や嗜好を持つ人と多く出会うことがある。そのとき、その「同ジャンル」というくくりだけで「友達」関係を築くことはできるのだろうか。

ふとそう思ったのは、次の2つのエントリを拝読してからであった。後者のエントリは前者のエントリを通じて知った。

「他人以上、友達未満」なネット上の知人のことを「フレンド」と呼ぶとしっくりくる、ってのはなんとなく分かるような気がする。

「友達」を英語にしたら「Friend」、それをカタカナにしただけな「フレンド」ってのが、友達のニュアンスも含みつつ、かといって友達とは言い切れないという微妙なところを表す、という感じだろうか。

ネットを通じて知り合う人々 - 北の大地から送る物欲日記
http://d.hatena.ne.jp/hejihogu/20080531/p1

そんなわけで、SNSだけの付き合いでは、「他人以上、友達未満」という人間関係が存在する。私はそのような状態を日本語として"フレンド"と呼びたい。

FPN-「他人以上、友達未満」の交友関係
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=3324

SNS(ここではmixiに絞ることにする)などで「xxxx好きなマイミク募集!」とか、「xxxxファンの方マイミクになりましょう!」などというトピックを見つけることがよくある。自分はそのような過程を通じてマイミクシィを増やしたことがないので分からないのだが、そのような方法で築かれたマイミク関係は、どのように「フレンド」から発展するのか*1

これは、その人がSNSに対して向き合う姿勢とも関わってくると思う。SNSが生活*2のほとんどを占めている人ならば、マイミクに対して積極的にいろいろな話題を振り、関係を深化させようと努めるだろう。リア充かそうでないかも関係するかもしれない。

SNSを、リアル友人関係との「日常コミュニケーション補完ツール」として使っている場合は*3、関係の深化をあまり期待できないかもしれない。それは、SNSのほぼ唯一のコミュニケーション手段である「日記」におけるネタが、その「ジャンル」のくくりにとらわれない場合が多いからだ。

もちろん人によって様々だろうが、自分や周囲の「日記」を見ている限り、ある「ジャンル」に特定した「日記」ばかりを毎日書いている人はほとんどいない。SNSの「日記」という性質上、どうしても日々の生活のつぶやきが中心になることが多く、それは以前書いたようにSNSの特徴である。

SNSではエントリとそれに対する「コメント」によりコミュニケーションが深化します。mixiでは「マイミク」がエントリを書いたらすぐ分かるようになるシステム*3や、エントリの「コメント記入履歴表示」というシステムがそれを示しています。

SNSとブログにおけるトラックバックについて。 - 約束の地
http://d.hatena.ne.jp/gregminster/20080527/1211904444

結局SNSでは、「同ジャンル」というだけのつながりで関係が深化することは、双方の前向きな努力が必要だということになる。果たしてそこまで関係深化に力を注げるかというのかは、人や環境によりけりだと思う。

自分の場合

ネットでのコミュニケーション論については、様々な論点でかつ色々なところですでに論じられているが、「熱しやすく冷めやすい」という論調は有名である。はたして自分がそうならないかが、この「同ジャンル」から始まるマイミクについて心配している点である。それゆえに、軽々しくマイミク申請が出せない*4

ただ、別の視点から見ると、自分以外の今の人は、コミュニケーションをもう少し気楽にとらえている感が見受けられる。「考え方が合致しなかったらはそれは仕方がないこと。そういう関係だっただけということ」、などという風に気軽に考えられる人も周りには多い。

これはインターネットが発達し、顔も知らない人との交流が容易になったためとも考えられる。まあ原因はおいておくとして、そのような考えを持つことができれば、自分ももっと「友達」の幅が広がるのかもしれない。自ら可能性をつぶしている可能性は確かにある。

「同ジャンル」の「友達」が増えることは確かに楽しい。SNSの醍醐味であろう。ただ、どのような過程で「友達」を増やすかどうかについては論点が多数残っているのではないだろうか。極端な場合は、それが犯罪に及んでしまう場合もはらんでいると思う。

「友達」作りに決められた手順は存在しないが、その過程で注意すべき点や踏まえるべき点はいくつか存在する。具体的にそれらの点を指摘することはここでは避けるが*5、そういう点を理解した上で「友達」を作っていきたいものである。

ブログの場合(余談)

さて、ところでブログの場合はSNSと比較してどうであろうか。これは自分が現在進行形で体感しているところなので、まだ結論は出せない。ブログやTwitterを起点としたオフ会にはまだ行ったことがない。

SNSでの経験から、やはりオフ会が一つのキーワードであり、発火点であると考えているので、こればっかりは自分で経験しないと分からないところである。

*1:あるいは、しないのか

*2:ネットライフ

*3:自分の場合はこれに当てはまる

*4:受け取る分にはいいのだけれど

*5:後日エントリに起こすかもしれない

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