約束の地

あの日あの時のキャロの想い出

「エントリ」の観点から見たブログとSNSの比較。

2005年は流行語にもなったblog(ブログ)だけども、2006年はSNSに押されている感が否めない。

まあ待て、ブログを借りる前にここを読め。」によれば、ブログ市場が停滞期に入ったそうである。

ここでブログとSNSでは何がどう違うのか、ちょっと考えてみたい。そうすることで、ブログとSNSが上記指摘にあるような状態になったポイントが理解できるはずだ。

まず、ブログとSNSの類似点として、エントリ(mixiで言えば日記)中心のサイト構成になるということがある。しかしこれは類似点ではあるが、掘り下げていくと相違点でもある。

正確な分析データは無いが(どこかの誰かがやっているとは思うが)、ブログの方が、エントリの内容が質量ともに豊富である印象を受けるのである。もちろん、ブログの中にもTwitterのようなミニブログもあれば、SNSの中にも圧巻させられるエントリはある。

別に、ブログにしろSNSにしろ、日記や日常生活の記述であふれていてもよい。だって、その方が読んでいて楽しいではないか。

ただ、個人的に多くのSNSやブログを見てきた実感から考えると、やはりブログのエントリの方が密度が濃いように感じる。この前提で以下、話を進めていく。

ブログの方が内容が長く、濃いのはなぜなのか。そこにブログとSNSの違いの本質があると思う。

ブログは不特定多数にその内容を主張するため、内容にあまり欠点を持たせられない。そのようなエントリを書いたとたんにブログが炎上するか、無視の対象になる(ブックマークやRSSリーダから外される)からだ。したがって、内容を十分に説明するために多くの文章が割かれる。

ところがSNSはコミュニケーション自体が目的として存在する。コミュニケーションで行われる言葉のやりとりというのは、その意味自体にあまり意義をもたなくてもよい。そこに言葉があるだけで、コミュニケーションが成り立つことが少なからずあるわけだ。

以上から、SNSはブログと違って短く直感的なエントリが許されるという傾向があるのだと思う。そしてブログは比較的重厚なエントリが多くなるのだと思う。それがどのような結果を招くのか、については別の機会に譲ろう。

蛇足ながら、mixiにしろGREEにしろ、エントリ入力のインターフェイスが悪すぎる。ウィンドウが小さいし、mixiに至っては標準ではタグも自由に使えない。このような理由も、上記傾向が認められる理由の一つなのではないだろうか。

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