Windows の VirtualBox の Vagrant で ubuntu/xenial64 の環境を構築する手順(一般ユーザ)

Vagrant で Ubuntu

以前にこんな記事を書きました。ただ、思いっきり root 前提です。

一般ユーザを作る

上記の記事を参考に、一般ユーザを作ります。大したことはしません。sudoできるユーザで作業を行い、完了したら当該一般ユーザでログインすれば反映されているでしょう。

一般ユーザを作成する

以降、作成する一般ユーザの名前をmurayamaとします。まずはユーザを作成しましょう。useraddではなくてadduserを使おう

# adduser murayama

鍵を作る

ここは元の記事と一緒です。鍵の場所が違うだけです。鍵用のディレクトリが無いかもしれないので作ってます。パーミッションは後で変えておきましょう。なお、Vagrantfileconfig.vm.synced_folderを適切に設定していないと、Windows とのファイルの受け渡しができないので注意です。

# mkdir /home/murayama/.ssh/
# ssh-keygen -t rsa -N '' -f /home/murayama/.ssh/id_rsa
-> パスフレーズは空っぽ
# mv /home/murayama/.ssh/id_rsa.pub /home/murayama/.ssh/authorized_keys
# cp /home/murayama/.ssh/id_rsa /vagrant
-> Vagrantfile がある Windwos のフォルダに id_rsa が持ってこられたのでこれを SSH ログイン時の鍵としましょう

鍵でログインできることを確認

上述の鍵でログインできることを確認しましょう。

sudo できるようにする

まだこの状態だと sudo できません。murayama is not in the sudoers file. This incident will be reported.みたいに怒られます。

よくある/etc/sudoersを変更する必要はないです。なぜなら以下の部分がコメントアウト無しですでに/etc/sudoersに記述されているからですね。

# Members of the admin group may gain root privileges
%admin ALL=(ALL) ALL

したがって、murayamaadminグループに入れてあげればいいだけです*1

# usermod -aG admin murayama

※ admin グループでなく sudo グループでもいいです

これでオッケー

以上の手順で、Vagrant の Ubuntu 16.04 LTS に一般ユーザの構築が終わったはずです。適当に Itamae っとくのがいいでしょう。

参考ページ

*1:/etc/sudoers の中身を見るに、他のグループではなく admin グループが推奨されていると思われます

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「幻想水滸伝」

1995年12月15日にそのゲームは PlayStation にて発売されました。事前に雑誌(当時はオンライン上の情報などほぼなく、あってもニフティサーブなどだった)で情報は出ていたものの、PSの初期に発売されるあまたの中のゲームの一つに過ぎないと思っていました。

PSならでは

当時は時間に余裕はあったので(お金は微妙)、さっそく私もこのゲームを購入しプレイしました。ニフティでの評判がぼつぼつと上がってきたのも理由です。

実際にプレイしてみると、従来の(いわゆる DQ や FF)RPGとは一線を画するその新規性に、どっぷりとハマっていきました。もちろん最低限の RPG の「文法」は守られています。ただ、その上で新たな試みが多くなされており、開発者の意気込みが熱く伝わってくる作品でした。

PSならではの特徴を活かしたゲームを作りたい、PSだからこそこういうことがやっと実現できる、それを形にしたい。

そういう意図が伝わってきました。

そしてシリーズへ

その後、「幻想水滸伝II」以降のシリーズにつながっていくことは皆さんご存知のとおりです。この作品が、すべての始まりでした。

それはまた、私のこの作品およびこの作品にまつわる人やイベントなどに関わる始まりでもありました。

株式会社はてなに入社しました - hitode909の日記

「アライアンス・アライブ」の体験版が配信され、村山吉隆さんのクレジットが確認できました

「アライアンス・アライブ」

残念ながら発売日が2017/06/22に延期になってしまった「アライアンス・アライブ」ですが、本日体験版の配布が開始されました。

村山さんのクレジット

体験版の内容は(体験版とは言え)ネタバレを極力控えますが、ちょっとニヤリとしてしまうようなところや、導入が幻水IIっぽいなーと思うところも多々ありました。

でも、一番の見所は、

Scenario Yoshitaka Murayama

のクレジットが現れるところではないでしょうか。

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発売まであと3ヶ月

幻想水滸伝*1から幾分の時を経て、久々の表立っての作品、ぜひぜひ楽しみにしたいですね!

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*1:転生とかツキヨニサラバもありますが

Ubuntu 16.04 LTS でコマンドラインから Gmail 経由の ssmtp でメールを送る方法

コマンドラインからのメール送信

まあ普通はPostfixとかsendmailを使うかと思いますが、サクッと軽量に済ませるためにssmtpを使ってみましょう。

インストール

入れてしまいます。

$ sudo apt-get install ssmtp

設定ファイルの場所

/etc/ssmtpです。ssmtp.confだけをいじればよいだけの簡単仕様です。

設定ファイルをいじる

Gmail のサーバから送信する場合、以下の部分を末尾に付け加えれば OK です。他の場合は適宜書き換えましょう。

AuthUser=hogehoge@gmail.com
AuthPass=PASSWORD # 二段階認証の場合はアプリパスワードを取得すること
FromLineOverride=YES
mailhub=smtp.gmail.com:587
UseSTARTTLS=YES

sendmailする

sendmailしてみましょう。まずはこんなテキストファイルを作ります。

To: fuagafuga@hogehoge
From: hogehoge@gmail.com
Subject: ssmtpからメールを送るテストです

うまくいっているでしょうか?

このファイルをmail.txtなどと保存して、以下のコマンドを実行しましょう。

$ sendmail -t < mail.txt

設定に問題がなければ、これで無事にメールが送れたかと思います。

補足その1

hostnameにMXレコードが存在する適当なドメイン*1を入れないと以下のようなエラーが5分おきに届いてしまいます*2

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補足その2

sendmail可能になったため、cronのログなどがガンガン送られてくることになりますが、MAILTO=""などを付与して不要な送信を防ぎましょう。以下のページが参考になりました。

*1:例えばwww.sakura.ne.jp

*2:メール送信の成功失敗に関わらず

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